口腔内金属の溶出傾向の解説
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口腔内金属の溶出傾向
口腔内金属の溶出傾向
口腔内金属の溶出傾向、アレルギーの危険度の測定
お口の中の歯科用金属の、口腔粘膜に対する電位差を計測し、金属の溶出傾向を判定することで、金属アレルギーの原因となるアレルゲンの特定を行います。
金属アレルギーは、溶出し、イオン化した金属が原因で起こるものなので、金属の溶出傾向を測定することは、とても意義のあることです。
現在、金属アレルギーの症状のない方でも、口腔内の金属が溶出傾向にある場合、人体のタンパク質と結合し、抗原(アレルギーの原因)となる可能性が、非常に高い状態であるといえます。
歯科用金属溶出傾向測定装置を用いることで、金属の溶出傾向を3段階に分けて判定し、口腔内金属の除去の優先性を、確認致します。
また、今後使用を予定する金属に対する確認を行うこともできます。
使用予定の合金の鋳造片を、口腔内に仮着し、72時間以上経過してから、溶出傾向を判定します。但し、金属の溶出傾向は、口腔内の状態や、時間の経過によって、変化します。
この検査は、あくまで測定時における溶出傾向を、測定するものです。
測定可能な歯科用金属
18種類の歯科用金属の溶出傾向が測定できます。
測定の対象となる歯科用金属
1 | 金銀パラジウム合金 |
2 | 高カラット白金加金合金、金合金(タイプ1~4)、高カラット金合金 |
3 | 中カラット白金加金合金、14K金合金 |
4 | プラチナ |
5 | ハイプレシャスメタル(Au80%以上) |
6 | ハイプレシャスメタル(Au61~79%以上) |
7 | セミプレシャスメタル(Au60%以下)、低カラット白金加金合金 |
8 | セミプレシャスメタル(パラジウム系) |
9 | ノンプレシャスメタル(ニッケルクロム) |
10 | 純チタン、チタン合金 |
11 | ニッケルチタン矯正線 |
12 | ステンレス鋼(矯正線、ブラケット、バンド) |
13 | コバルトクロム矯正線 |
14 | コバルトクロムワイヤー |
15 | ニッケルクロム合金 |
16 | アマルガム合金 |
17 | 銀パラジウム合金 |
18 | 銀合金 |
上記記事は、
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