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質問:歯を抜けたまま放置するとどのような影響が出ますか? また、どのような治療がありますか?

回答
正常な位置に生えていた歯が抜けたり、抜いたりした後、まだ、お食事に支障がないからといって、そのまま放置すると、残された歯に加わる負担が大きくなるため、それらの歯の寿命が短くなります。そしてそれだけでなく、抜けた部分に隣の歯が倒れてきたり、噛み合わせの相手を失くした歯が伸びてきたりして、歯並びがくずれ、噛み合わせが狂ってしまいます。噛み合わせが狂うと、左右の顎の関節がバランスを失い、顎関節症という病気を起こしてしまいます。この病気になると、お口を開け閉めする度にポキポキ音が鳴ったり、口が開かなくなったり、頭痛や耳鳴りを起こしたりします。ですから、歯が抜けたところには、必ず治療を行って、左右のどちらでもバランス良く噛めるようにすることが大切です。歯の抜けたところに行う治療には、残った歯を土台にして被せものでつなぐ“ブリッジ”や、残った歯に、入れ歯の金具を引っかけて噛めるようにする“部分入れ歯”、歯が全て無くなった方は、総入れ歯を入れていただくことになります。でも、最近では、歯が無くなったところに、親知らずなどの歯を移植したり、インプラントと言って、チタンでできた人工の歯の根っこを植えて噛め るようにしたり、入れ歯の金具の代わりに、磁石を使って目立たなくする治療法など、様々な治療が行われています。入れ歯の場合、通院回数は5・6回で、保険の入れ歯だと治療費は型取りから出来上がるまでで、1万円前後です。保険の入れ歯は、厚みがあって食べ物がおいしくない、とおっしゃる方には、20万円から40万円位で金属を使った厚みの薄い入れ歯もできます。また、人工の根っこは1本40万から50万円位します(当歯科医院では取り扱っておりません)。ブリッジの場合は、被せものの本数によって治療費にかなりのひらきがありますので、受付または先生にお尋ね下さい。以上お話しさせて頂いた治療費に付きましては、おおよその金額をお伝えいたしております。従いまして、各お口の歯の状態ごとにばらつきがございますので、その点をご了承下さい。また詳しくは、先生にお口を実際に見せて、ご希望やお悩みを相談なさる方が良いと思います。